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唇には意外とシミができやすい!原因・予防方法➀

 

唇のシミを自力で消すのは無理だと思っていませんか?

唇のシミは自分でできるケアできれいに消える可能性があります!

メイクを落としたあとの唇をまじまじと観察する機会は意外とありません。

一般的なシミは、紫外線など外部からの刺激によって受けたダメージが主な原因です。

唇にできるシミの場合、ほかの肌と違う唇の特徴と生活習慣が深く関係しています。

シミを見つけたらすぐに始めたいケア方法や、気になるレーザー治療についてご紹介していきます。

唇にシミができる原因と毎日できるシミ予防の方法もあわせてチェックしましょう。

 

 

いつの間にかできた唇のシミの原因

シミの原因を知らずにケアするのと、知ってケアするのとでは効果も再発の可能性も違ってきます。

一刻も早くシミを消したいからこそ、まずは原因を知ることから始めましょう。

まだシミができていない方も、原因を早く知ることでシミの発生を予防することもできます。

 

日焼け

顔の日焼けは気にしても、唇の日焼けはあまり気にしていない方も多いのではないでしょうか。

実は、皮膚の薄い唇は顔の中でも日焼けをしやすい場所。

無防備に日光に晒されると、

ダメージや乾燥が進みシミの原因になってしまいます。

さらに口紅を日常的に塗って外出される方は要注意です。

口紅に含まれる油分が日光に反応して日焼けを悪化させてしまうことも。

 

メラニン色素がほとんど作られない

唇にはメラニン色素を作り出すメラノサイトがほとんどありません。

肌を黒くするメラニン=シミというイメージから

メラニンは悪いものだと思われがちですが、

本来メラニンは肌を紫外線から守るために作られるもの。

メラニン色素が作られない唇は、

普段から紫外線のダメージをダイレクトに受けています。

また、メラノサイトがほとんどないと

唇は日焼けをしても黒くなったりしないため気付きにくく、

知らず知らずの間に蓄積した日焼けのダメージが原因で

シミとなって現れることも少なくありません。

唇の日焼けのサインは主に下記のようなものがあります。

 

・唇の乾燥

・皮がめくれる

・腫れて痛みがでる

・水ぶくれになる

 

腫れたり、水ぶくれになることは滅多になくても、

外出をして乾燥したり皮がむけたりするのは

気付かないうちに日焼けしているのかもしれませんね。

 

リップメイクの落とし忘れ

アイメイクやファンデーションはしっかり落とすかと思いますが、

口紅も同じように念入りに落としているでしょうか。

唇のシミや色素沈着が起きるいちばんの原因は、

口紅などのリップメイクをきれいに

落としていないことだと言われています。

口紅に含まれる油分や発色をよくする色素は、

唇にとって非常に強い刺激になることがあります。

リップメイクをしっかり落としきらず、

翌日また口紅を塗ることを繰り返すと口紅の成分が

ずっと唇に残り、色素が定着してしまいます。

 

バリア機能が弱く乾燥しやすい

唇には皮脂を分泌する皮脂腺や、保湿の役割をする汗腺もほとんどありません。

そのため、肌を保護する役割を持つ皮脂膜も作られず、乾燥しやすくなります。

バリア機能が元々弱い唇はほかの顔の部位よりも、

デリケートで刺激を受けやすくなっています。

乾燥した唇はさらにバリア機能が低下し、

すぐに炎症を起こしてしまいがち。

その炎症が治る過程で色素沈着が起きてシミとなってしまいます。

 

口にする物や癖などが刺激に

口は食べ物や飲み物の入口。

食べるときに唇に当たるだけで刺激になってしまいます。

特に唇に刺激が強い食べ物は、

 

・塩分の濃いもの

・唐辛子やこしょうなどの香辛料

 

を多く使った料理。

敏感な方は、少し唇についただけでも腫れたり痛みが出る場合もあります。

また、歯磨き粉の流し忘れも唇のダメージに。

こういった刺激は唇の荒れや乾燥を起こして炎症を招きます。

食事などのあとにティッシュなどで唇をごしごし擦ったり、

唇を指で触る癖も日常的に唇を傷つける原因です。

特に、アトピー性皮膚炎の方は唇の肌も非常にデリケートなため、

日常生活で唇に接触するものが強い刺激となり、シミができやすいと言われています。